2013年10月28日月曜日

『人からどう見られているか、を意識しない』という傲慢さ

気持ちいい天気の日曜日!公園と子どもって、本当によく似合います!
 
そんな日曜日、キタカンボニータ発起メンバー3人(私たちは、キタカンCafeと呼んでいる)で朝Skype。
いつもは、議題てんこ盛りなので、まずはそちらを、って感じであれこれキタカンについて話すのだけど、昨日は雑談中心。
その中で、あー、そうかー。と思った事があった。

『自分が思う自分』と
『人から見られている自分』がある。
そのどちらも、自分という人間であって、どっちもないがしろにしちゃいけないよなぁー、と。

私は、この、
『人から見られている自分』にあまり興味が無く、たとえそこに誤解があっても、ま、いーか!と思ってしまい、丁寧にその誤解を解く、とか、相手の不快を取り除く、といった作業を避けて通ってしまいがち。

それでいいと思ってたけど、それはあまりに傲慢な態度なんだなー、相手にとっては、『コミュニケーションを断ち切られた』って感じるものでもあるんだなー、という気付きがあった。

焦ったり、余裕が無くなったりすると、自分のそういう傾向が顕著に表れるので、あまり焦りすぎないようにしよう。(基本、せっかちなので、なかなか難題ですが)

この、“あ、そうかー”っていう気付きって、常に得られるわけじゃない。
言葉を尽くして伝えてもらっても、全く届かない時もあるし、逆に、たまたま電車内で見た広告に、あっ!て思うことも。

最近、仕事帰りの電車で、A5版のノートに、今日できた仕事とできなかった仕事、それから“気付き”を書き残す事にしているのですが、自分が自分のために書く“気付き”って、ほぼTO DOリストと同じで、大した気付きじゃないな、って、読み返すと感じる。

やっぱり、誰かに伝えたいと思い、言葉を整理する中で、「あっ!」という気付きが起こる気がするなー、それにはやっぱり、ブログは有効だな!と思った次第です。
書き残さないと、すぐ忘れちゃうしね(笑)

2013年10月21日月曜日

映画「そして、父になる」

先日、夫と「そして、父になる」を観てきました。
えー、文中、力一杯ネタバレしてるので、まだ観てない人は読まないでね!

いろいろと思うところあり、でも、泣くとかではなかったかな。
全体的に、淡々としたトーンだったのもあるかも。
個人的には、リリーフランキーと真木よう子夫妻がツボ(≧∇≦)
(リリーフランキーって好みなんです!)

あと、ポーカフェイスながらも、自分を変えようとする福山にけっこう共感。
というのも、私は、子ども大好き!夢中になって一緒に遊んじゃう!タイプではなく、
子ども産む前も、動物も育てたことないのに、いきなり人間育てて大丈夫かな、
と本気で心配してたくらいで(笑)

もし自分が男だったら、いくらでも仕事に逃げてたんじゃないかと思う。

リリーフランキーのような父親、子どもには嬉しいだろうな、と、
複雑な気持ちを抱える気持ちが分かるなーって感じた。
で、なんか。。福山、尾野(が演じている)一家に違和感があるんだよなー、
とずっと思ってて。
そんな折、このツイートを見て、あっ!と思いました。

@kanako819: 【吉10月2W⑬】シェアリング:マコ先生「映画『そして父になる』を観てすごい違和感あったのは、主人公の妻が自分の希望を主張せず、裁判任せにしてしまうところ。産後6年間…自分の気持ちを麻痺させて生きていると、自分の本心にも気づけなくなる。それは実は、産後のこの時期から始まっている」
*なかいくん先生のツイートより引用させてもらいました

そう、妻が、公共の場で一度も、自分がどうしたい!って言わないまま、裁判の結果が出てから『あなたに任せれば大丈夫って言ったじゃない!と、夫に怒りをぶつけるシーンに違和感を感じたんだった。

あと、子どもが、ある日突然、知らない人の家で過ごさないといけない、しかも、その家のおじさんをパパと呼べという理不尽な事言われ、「強くなるためのミッションなんだ!」とか言われて、「うん、分かった。」と、いい子に!?頷くところにも激しく違和感。
んー、ずっと いい子、である事を求められ続けると、自分の頭で考える、感情を出すって事ができにくくなるのかな、と。

リリーフランキー、眞木ようこ演じる夫妻の子どもが、
同じこと言われて、
「なんで?パパとママじゃないやん。」と返答。
「何でも、だ。」という返しに、
「何でも、の、何で、が分からん!」
と繰り返す(そりゃそうだよねー!)のと対象的に描かれていて、印象に残った。

で、そんな反抗していた子どもですら、徐々に日常に馴染んでいこうとし、
お父さん、お母さんと呼ぶ。
やっぱり、子どもには一緒に暮らす大人が必要で、その大人を好きになりたいと思う、
その様子に痛々しさすら感じたけど、子ども自身に今を楽しむ力がある事も事実。

子どもが、いろんな大人と触れ合う機会ってやっぱり大切だなー。。
などなど、振り返って言葉にしてみると、いろいろ感じた事を再確認できるのも楽しい、そんな映画観賞でした!

ちなみに夫は、福山の葛藤、変化しようとする様子、自分ならどうするか。。など考えさせられるところが面白かった、と言ってました。


2013年10月12日土曜日

自己肯定感7~僕もあなたも大して変わりはしない~



金木犀の香りを嗅ぐと、秋だなーって嬉しくなりますね。
とはいえ、今週末は夏のような暑さ!
10月だというのに、毎日半袖で出勤している私。
気候が変わってきてしまっているなぁ・・・と感じています。
 
さてさて、予告通りの週2更新ができて満足している私(笑)
 
自己肯定感が高いってどういう状態か、についていろいろ考察してきた
この連載ブログですが、今回をもって最終回とします。
最終回にふさわしく、自己肯定感高い界のまさに王様、
YO-KING(真心ブラザーズ)の、自己肯定感高い歌をご紹介します!

 
「拝啓、ジョンレノン」
真心ブラザーズの名曲です。
かっこいーーーー!!!
 
特に好きなのがここの歌詞。
「拝啓、ジョンレノン
僕もあなたも大して変わりはしない
そんな気持ちであなたを見ていたい
どんな人でも僕と大差はないのさ
 
拝啓、ジョンレノン
そんな気持ちで世界を見ていたい
雨も雲も太陽も時間も目一杯感じながら僕は進む」
 
まさに、これこそが、自己肯定感高い状態だと思うのです。
この歌を紹介したいがために、今までの6回分を書いてきたといっても過言ではありません(笑)
 
あの天下のジョンレノンに向かって、
「自分と大差はない」と言い切るこの無敵な感じ、いいよねー!
 
でも、本当にそうだと思います。
だって同じ人間じゃん。(でかい括り!)
 
自分が一番すごいと思っていた小さいころから、
実はそうでもないと感じる思春期を過ぎ、
大人になると、いつのまにか、
”すごい人”と距離を置いてしまう。自分はそうはなれないと思ってしまう。
”立場が上の人”にへりくだり、自分は物事を動かせないと思ってしまう。
または、立場に左右されてしまう。
 
そういうのって、つまんないよなーって思うんです。
 
まずは、物事を、世の中を、ニュートラルに見ていきたい。
その中で自分が何を感じ、何を考え、どう行動にうつしていくかを決めていきたい。
その根底にあるのは自己肯定感の高さで、それはどのように育まれていくものかは、
結局のところ、
”今の自分”に、自分でOKを出していく!
そこからしか始まらないような気がします。

2013年10月6日日曜日

自己肯定感6~子どもの自己肯定感~

最近、とある連載ブログを毎日心待ちにしています!
で、思ったのが、やっぱり連載ブログって、ほぼ日刊なのがワクワク感を掻き立てられるなー!と。
この連載ブログも、ほぼ日刊・・を目指して、週に2回くらいは更新したいな!
と、勝手に〆切に追われる作家気分で(笑)書いていきたいと思います!
(こういう自作自演が大好きなのも、自己肯定感が高いからかな!(笑))

さてさて。
今回は、子どもの自己肯定感について。

子ども(特に3~4歳児かな?)って、自己肯定感高いですよねー!
自分大好きだし、新しい事ができるようになったら自慢したいし、
友達がやっている事は自分もできると思っているし、
”負ける”とか、ありえないと思ってる。
(だから、勝負事で負けた時の荒れっぷりといったら・・・)

それはおそらく、子ども達には”絶対評価”という基準しかないからかな、と思います。
それが、何歳頃からかは分からないけれど、
”相対評価”という基準を知り始めた頃から、
自分と誰かを比較することを覚えた頃から、徐々に自己肯定感は下がっていくのかな、と。
そして思春期を迎え、自己肯定感は乱高下を繰り返し、
段々と安定していくようになるのかなーとイメージしています。

最近は、
「自己肯定感を高める子育て」というのがブーム?のようで。

ググってみたところ、こんな説明が出てきました。
”自己肯定感とは、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態。
幼少期の生活・教育環境によって大きく左右されると考えられており、
教育上の重要な要素だと考えられている”
(出典:はてなキーワード)

幼少期に、”ありのままの自分”を受け止めてもらったかどうかが、
自己肯定感の高さに影響してくるらしいです。

なるほど。
それは確かに大切な事のように思います。
でも、親が子どもに与える影響って、絶大なところもあるかもしれないけど、
それが全てかと言われると、そうでもないんじゃないかなーって思います。
例えば、自己肯定感が高い私が育てた子どもが、
必ずしも自己肯定感が高い大人に育つかと言うと、そうじゃない可能性もある。
子どもには1人1人個性があるし、どんなことも合う・合わないがあるので。

親が子どもにできる事って、物理的に生きていく環境を用意する事以外には、
実はそんなに無いんじゃないのかなーって思います。
いや、いろいろあるんだろうけど、それぐらい身軽な気持ちで丁度いいんじゃないかな、と。

で、何でもかんでも親(含め人)のせいにしない、っていうのが自立で、
その自立を促すためには、
親が自分の人生を楽しみながら精一杯生きている姿を見せるのが一番なのでは、と思うのです。

親(特に母親)になった途端、
「子どもの成長が自分の生きがい!」というのが良し、とされる風潮になりますが、
実はそれは、”自己肯定感を高める子育て”と真逆の行為ではないのかなー。
自分の身を削ってまで子どもに愛を注ぐ!とか、美談になりやすいけど
もちろん時と場合によってそれも必要だけど、
身近な大人が、自分で自分を楽しませながら、自分を大切にして生きている姿を
見せる事の方がずっと大事だと、私は思います。

さて、次回は、自己肯定感高い界(どんな界だ!)の王様、YO-KING(真心ブラザーズ)
の、自己肯定感高い歌について!

(おまけ)
4歳児、運動会のお土産でもらったパカポコ(正式名称分からん)を
すぐに乗りこなし、
「すぐにできちゃった!!理久って・・・すごーい!!」
と、自分にうっとり(笑)
思わず笑っちゃうくらいの自己肯定感の高さ!
何歳までこんな発言が聞けるかなー。